漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
皮膚科に数カ所通院されましたが変化がなく、ホームページをご覧になり、往復 4時間弱ほどかかるところをご来店頂きました。
皮膚科では
・自家感作性皮膚炎
(じかかんさせいひふん)?
・蕁麻疹(じんましん)?
との診断を受けたとのこと・・・
ステロイド軟膏、抗アレルギー剤の服用をしたが全く変化がなかったとお悩みでした。
私が診た感じ、
紅斑(こうはん:赤み)が消えることはないということで、蕁麻疹ではないだろうな・・・
また自家感作性皮膚炎の炎症とは少し違うな・・・
少し考えて、多形滲出性紅斑だとの判断に
多形滲出性紅斑と
判断したポイントは、特徴的紅斑のでかたと、
お客様からお聞きした、
・『 症状の出始めが肘頭(ひじがしら)から』
ここがポイントです。
多形滲出性紅斑とは
・感染アレルギー、ウイルス、薬剤アレルギーが原因とされます。
・頭痛、発熱、関節痛、倦怠感を前駆症状 とする場合と、前駆症状がない場合があります。
・肘頭、膝小僧、四肢の伸びる側に症状が出る
・中央は色淡くやや陥没する
・左右対称に症状が出る
・春夏に多く女子に多い 皮膚病です。
総合的に、多形滲出性紅斑と判断し、漢方薬の内服で対応し、写真は1週間後の写真です。
「病院で何週間も変化がなかったのに、1周間でこんなに良くなった。」と大変喜んでいただきました。
その後は、遠方ということもあり、電話でお薬をお送りしさらに改善されたとのことです。
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